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みかづき紅月_国王陛下_書影

国王陛下だけの愛玩ドール ~背徳のマリアージュ~

みかづき紅月 / 著
龍本みお / イラスト
ISBNコード 978-4-86457-085-5
サイズ 文庫本
本体価格 本体573円+税
発売日 2014/11/16
発売 ジュリアンパブリッシング

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内容紹介

「君は私だけのドールだ」 従兄弟で皇太子のセルジュに幼い頃から、彼だけの人形として可愛がられて過ごしてきた公爵令嬢エレノアは、16歳の誕生日で社交界デビューする。それは大人の女性への第一歩であり、国王陛下となったセルジュとの別れの時でもあった。すべてを敵に回しても、誰にも渡したくない。その想いに突き動かされ、凌辱の儀式のような、淫らな秘密を共有する。その快楽に身をまかせていくエレノア。 呪われた身と、呪われた人形。真実の愛を願う二人の恋の運命は――!?

人物紹介

エレノア

ノーク公爵の第三女。 純粋無垢な少女で、セルジュから お人形のように愛でられている。

セルジュ

現国王でエレノアの従兄弟。 深い青色と金の色違えの瞳で、 穏やかな反面獰猛な一面をも持つ。

立ち読み

「エラ、私が君を淫らで美しい最高のドールに仕上げてあげよう」
 そう言うと、セルジュはいよいよ彼女の腰を本格的に抱え込んでの抽送を始めた。
「あ、あ、ンッ……あぁ……兄様……」
 彼の動きに合わせて、エレノアは切なげに身を波打たせて甘い嬌声を洩らす。
 太い肉棒が身体の中心を往復するたびに足の付け根が軋み、鋭すぎるほどの愉悦が走り抜けていく。
 潤滑油と化した愛液が湿ったいやらしい音をたてては、彼女の羞恥心を煽りたてる。
 だが、ひっきりなしに襲いかかってくる悦楽の高波に苛まれ、エレノアにはもはやそんなことを気にする余裕は残されていない。
「ンッ! っく……うぅうっ!? や……あ、あ、あぁああっ!」
 自分の手に歯をたてると、必死に喘ぎ声を堪えようとするが、セルジュは彼女にそれを赦さず自らの手の甲を再び噛ませた。
 エレノアは我を忘れて、彼の手の甲にきつく歯を立ててしまう。
(あぁ、これが……一つになるということ。大人になるということ……)
 自分が自分でなくなってしまうようなくるおしい快感の渦中に呑まれて怖くなる。
 縦横無尽、がむしゃらな抽送に息が乱れて顔が熱く火照り、幾度となく意識が遠のくが、それを察するたびにセルジュが気つけ代わりに乳首に歯をたててきた。
「いっ!? っつ……ぅ……あぁっ!?
 い、痛……も、もう……おかし……い。あ、ンぁあ」
 腰を雄々しく動かすセルジュの下で、意識を失うことすら赦されず、エレノアは暴れるように身悶える。すでに舌がもつれてまともな言葉を紡ぎ出すことすら難しくなっていた。
 その舌足らずないやらしい嬌声を堪能しながら、セルジュは熱を込めて肉壺を穿つ。
 処女を散らしたばかりだというのに、姫壺は剛直の巧みな責めに応じていた。
 一番奥に衝撃がはしると同時に、子宮から全身へと絶頂のさざ波が拡がっていく。
「あ、兄……様っ!? も、もう……わ、私……変に……あぁ、変に……なって……これ以上は駄目で……す。ゆ、赦してっ! あ、あぁああ」
 形容しがたい強烈な感覚が加速度的に下腹部の内側で膨らんでいき、エレノアは切羽詰まった艶声をあげながら責めの中断を乞う。
 しかし、セルジュはピストンを止めるどころか、さらに力を込めて腰を鋭く振りたてた。
「う、あ、あ、あぁああっ! いやぁあああぁっ!」
 悲鳴じみた声をあげると同時にエレノアは全身を激しくわななかせながら、想像だにしなかった絶頂を迎えた。
 強くいきんだ瞬間、頭の血管が切れてしまったかのような錯覚を覚える。
 一瞬、頭の中が真っ白になり、そのすぐ後にうっとりするようなまどろみが訪れた。
 エレノアは蕩けきった表情で目を閉じると、ぐったりと身体をソファに預け切る。
 セルジュは小さく呻くと、名残惜しそうに彼女の中から半身を引き抜いた。
 蜜しぶきをあげながら現れでてきた濡れた怒張から白濁液が勢いよく飛び出す。
 幹をしごくようにして最後の一滴まで彼女の腹部に注ぎ切ってから、彼は深いため息をつくと、まるで糸を切られたマリオネットのように身体を弛緩させたエレノアを見下ろした。
「エラ、君をついに私のものにしてしまった――」
 罪悪感を色濃く滲ませた彼の言葉に薄く目を開けると、彼女は彼を安心させようと健気に微笑んでみせた。
「……そんな顔……しないでください。セル兄様は……何も悪くありません……私がわがままを言ってお願いしたことなんですから……」
「絶対に赦されないことだと分かっておきながら、君が他の男に迫られているのをどうしても見過ごすことはできなかった――君があの場に居合わしていなければ私はあの男に何をしたか分からない」
「うれしい……です。そんな風に思ってくださったというだけで……十分すぎます」
 彼のくるおしいほどの情熱がうれしくて、エレノアの目に涙が滲む。
 背徳的、罪深い行為だと分かってはいても、彼と一つに溶け合えた瞬間の至福感は何ものにも代えがたいものだった。
 だから、考えすら及ばなかった。前髪に隠された彼の獣の黄金の目が、どれだけくるおしく恐ろしい輝きを放っていたか。彼の言葉がどれほど危険なものであったか。
 ややあって、セルジュは彼女をじっと見つめて言った。
「――これは君と私だけの秘密だ。いいね、エラ」

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